いじめられてもにくんではいない

子どもにとってとても大切なことなのです。

先生になっていました。
だのに、私はBだと思うのです
と言うのを比べてみると、前者では、こう言ってしまえば、もう両者相容れる余地なしで、AをとるかBをとるかの二者択一、○か×かの問題となるように思うのです後者の言い方だと、Aとおっしゃる相手の立場や事情と、Bと思う自分の立場や事情には、いろいろな違いがある。それをもっと確かめあおうということになって、AとBの質や格が対等に扱われていることになるのではないでしょうか。そして、Aも生かしBも生かすために、両者の利点をうまくくみ入れたCを生みだす工夫。

母さんはご自身

Cならあなたも私も共に、とりあえずのところよしとできるのではないかというような、つまり、大胆にいえば、
だけどは、勝つか負けるかの論法で使う接続詞であり、だのには、共に生きようという平和の論法を生み出す接続詞なのだと、私は十年来いよいよ強くそれを思うのです。
だのに
でほぐれていくと…この章のはじめに述べた賢司への父親の話しことばを、次にだのに
を使って展開してみるとおおよそこんなふうになったりもするのですね。
繰り返しになりますが、全体の流れを大事にしたいので、最初からです。
高校に、もう行く気がなくなったっていうこと。

 

しつけには無頓着だったりする

よーくわかったと父親は深くうなずく。
「なんでこんなものを勉強しなくちゃならないんだ。まるで意味がないという思い。高校なんてろくなやつがいないといういらだち、わかる」
としっかりわかってやる
つまらない学校行事に出て、おもしろくない話ばかり聞かされて。態度が悪いと叱られて。先生方の顔を見ているだけで、むかついてくるというおまえの気持ち。聞いていて、よーくわかったと、親は本気で聞いてやるだけどなあ
と言わずに、おもむろに息を継いで、
だのになぁと、さて、ここで、で続けていくのです。
賢司。
決して
だのになあ、高校やめて、そりゃあなんでもやってみるものはあるよ。
いろいろとなぁ子どもはぐっとつまったような顔をして聞いている
いろいろあるにはある。
だのに、結局自分の能力を引き出せる立場へと引き上げてもらうにはいろいろな資格が前提だろう。

先生にお願いして仕舞をお教え頂いて
自分のやる気だけでのし上がっていくという道は、年々狭く険しくなっているのは、おまえ自身も知っているとおりだ
ぶぜん子どもは憮然として、
どうでもいいんだよ、そんなこと。とにかく高校がおもしろくない
おもしろくないんだなあ。吐き捨てるようにそういうほども、おもしろくないんだなあそうだよ。うんざりした気持ち、ことばでなんか表わせないよ
「ことばでは、とてもとても言いつくせるものではないほど、つまらないか、高校」

もうほんとにつまらない!

あーあ、つまらないんだなあそうよ。つまらないんだよ

だのに、それに代わるもっとおもしろいことや、やりがいのあることがまったく見えてこない。
高校をやめてなにをしたいというものでもない。
だのに、とにもかくにも高校をやめたいと……うん。
やめて、なにかアルバイトでもしてみて……と、沈んでいく子が、調子を変えて、
だってね、荒井
先生のこと、呼び捨てがどう言ったと思う?

 

子どもをよく駆り出しました。

あいつのための高校じゃないんだよなあ。
あんなやつ、だのに、のさばらせておくのって、そいつらを結局のさばらせておいて、胸クソが悪いよ」
「高校に、ろくなやつはいない。
自分は高校をやめるってのも、おまえの気のすむやり方じゃない。
それも、おまえは思うのだろうなア」
あーあ、くだらないなあ。
なにもかも。
と、つけっぱなしにしていたテレビのコマーシャルの広がる海原のシーンを見ながら、
オレ、やっぱ、これからは環境問題だと思う、地球全体の。
いんだからなア、父さん、高校ってところ「なんにも大事なところに触れてこない。朝シャン以上に魅力のあるもの、なんにもやってくれない。そう思うかい」
そう思うよ。

子どもができる。

いじめられてもにくんではいないあいつ、髪型や服装のほかに気になることないのかよォ。てめえ自身が、頭の中、カラッポじゃないか。
おまえなんか、なんの考えもなしに、高校に入ったんだろう。考えてるのは、髪型のことだけか。
朝シャンのことだけか、アハハハ
だって。
ほかになにか考えないといけないことあるのですか、センセと聞いてやった。
「おそしたらね、ほんとに頭が弱いんだあいつったら、こいつ、ってぬかしやがったよ。
バカだよほんとに。


いじめられてもにくんではいない 子どもたちのサーバントに徹すると称して 子供が親の助けを求めたらすぐ応じる姿勢

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