子どもたちのサーバントに徹すると称して

子どもから離れられず手をかけすぎるという逆転現象

練習は四五歳頃から可能です。子はそれを見て力が萎える問うて答えない以上、親には結局わからないことだ。
じまらない。放っとくしかないのだという気持ちなら、子はそれを見て荒むわからないことで、くよくよしてみてもはそれもそのように親の態度に表われますね。
学校なんてもういや。行きたくない。やめたいと、ぶっきらぼうに言うとすれば、高校をやめる代わりに、こうしたいとかああいう努力の道に挑戦したいという子ども自身の現実的な考えがあってのことでなく、策もなしに行き詰まったという状態だとわかるならば、それをしっかり受け止めるということはですよ、こうしっかり言ってやることなのです。
小学校高学年以降になる

母親であるという仕事

なんだか、うね。
いやなことばかりで、高校がまったくあなたにとって、わずらわしいだけの存在のようーん、大変だなあ。
見ていてわかる。
あんなところ行きたくない!やめたい-と、そう思ってしまうほどなのだ。うん。
あーあ、そういうときって、やりきれないね。
だのにここでだけどを使って、知らず知らずのうちにお説教になってしまわないことだのには、より深い受容へ入っていく接続詞なのです、やめて、なんか、今のおまえにはまだまだはっきりした考えはなさそう。先生が教えるべきだと思う。

学校を出たの?


そのあとどうするという考えだのに、どねえ!
とにかく、もうやめたい、というやりきれない、せっぱつまった気持ちなのか。
なるほと。
「そうよ母さん。高校なんか、なにもいいことない!行ったって、つまらないばっかり」

春美、ごめんなさい。今の今まで、春美がこんなにはっきりつまらないって、大声で言ったこと小学五年、六年のときから、娘はあとが続けられなかったのです。
ない!
つまらないことだらけだったみたいなのに!
母さん……
目頭をうるませ、と、思いもかけぬ心の奥からのぬくもりがのど喉をつまらせてしまうのでした。
母さんになんにも言えなかった。
言ったらおこられるとばっかり思ってた聞いている母親の心が裂け開いて、思いがけぬ光が差し込んでくるのでした。
親でありながら、今まで愛しいわが子であるはずの春美の心に触れたことがなかったのではないいとか。
母親は今はっと、いわばいちばん基本のところのうっかり事に気づくのでした。
母さんは時々自分

子どもにとってみれば

子供にとってもっとも大切なのははないでしょうか。
と、そんなふうに、親と子の心が触れて動いて。
私の相談は話したものは全部テープに入れて来談者に持って帰ってもらいます。小川春美の母親は、受容の大切さを話したテープを帰ってから何度も聞いて、彼女なりに懸命に自分の態度を改めていったそうです。すると、今書いたような、思いもかけぬ子の心との出会いに、自分が驚いてしまった、という体験を、何回目かの来所の折に、述懐してくれたのでした。
自分の心の深いところの部分が、人に通じるのだと納得できると、こだわりがゆるんできますこだわりがゆるんでくると、今まで気づかなかったいろんな事柄がよく見えてくる。
母さんの創造性を高める仕事になるのです。

子どもの批判になって

そういうゆとりが生じてこそ、その時その場の、下手をすればすぐ行き詰まりかねない状況に柔軟に対応するということも、知らず知らずのうちに、やりやすくなってくるのですね心の整理がつかない思春期巨大な人間集団としての世の中組織や制度や法律がなくて、それぞれやりたい放題やろうということになれば、たちまち弱肉強こんとん食の巷と化して、互いに敵視しあい、まさに混沌の明け暮れとなるでしょう。
人というものは、自分のやりたいことをやりたいだけやってみたいのだしイド
欲動
、また一方で、人とのかかわりがうまく保てなければ我慢がならないのだしスーパーエゴ
超自我
で、そのどちらもが大切なのに、前者に夢中になると後者がおろそかになり、後者に力をそそぐと前者が手薄になるものです二つの矛盾した気持ちを内に抱え持った存在である以上、いつだって個々の心の内も、会という人間集団の全体も、あっちを立てればこっちが立たずなのですね。
母さんは時々自分

いじめ方をされた。

母親の役割が大きいということである。
そして社ゲームのジグソーパズルなら、四角四方に何百ピースだかがピシリとおさまる。
とおさまるように作られているからです。
だって、もとも社会というワクに、人間一人ひとりをジグソーパズルのようにはめ込もうとしても、形が思い思いのもので、どれもそうぴったりとはまるものではなくて、まあいってみればここはこの程度、あそこはあんな具合、といったどうにかこうにかのおさまり方でおさまるしかないのですねとりあえずの秩序、さしあたっての決まりというものが、どうにか機能しているのが現実社会
ここはまずこういうことで我慢していこうよ円滑に動かしていくのだと思うのです。

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